コロンビアのコーヒー生産は、その大半を小規模な家族農家が担っており、全体の9割以上を占めています。このような分散型の生産体制は、コーヒー栽培における温室効果ガス(GHG)排出削減の取り組みを困難にしています。コーヒー生産はGHG排出が多いことは一般的にも知られており、地球規模での環境対策が喫緊の課題となっていますが、コロンビアの現状では、一軒一軒の農家に均一な脱炭素対策を導入することは容易ではありません。しかし、この複雑な状況だからこそ、農家と消費者の双方に持続的な利益をもたらすコーヒー生産モデルを構築することが不可欠であると認識されています。この課題への対応が、CarbonZero Project立ち上げの背景にあります。
当社はコロンビアの特殊な農園状況に対応すべく、3年間の議論を経て「CarbonZero Project」を立ち上げました。プロジェクトを通して、GHG排出量の少ない化学肥料を用いたコーヒー栽培を推進し、環境負荷の低減を目指します。その基盤は、地域固有の技術指導と精密なデータ収集にあります。各農家が自らのGHG排出量を正確に理解できるよう、一次データの収集と分析に注力しています。これは、小規模農家が多数を占めるコロンビアにおいて、効果的な対策を導く上で極めて重要な価値を持っています。このプロジェクトが成功すると、3年後には対象農家を拡大し、農家にとってはコーヒー栽培が安定した収入源となり、次世代にも受け継ぎたい仕事となることが期待されます。また、消費者にとっては環境に優しく美味しいコーヒーが安定供給されるサイクルが実現可能となります。
ブラジルのコーヒー生産は、最近の気候変動による霜害や渇水、高温などの影響で、2020年の生産量を超えることが難しくなっており、それが現在の価格高騰の一因となっています。当社のパートナー農園では、気候変動への対応策として灌漑設備の導入やカネフォラ種の植栽、再生農業への取り組みを進めています。一方で、化学肥料を削減することは、農家にとって収入の減少をもたらす可能性があるため、疑念や不安が生じていることも事実です。「ASHITANE」という名称には、【明日】と【種(生豆)】 これからもコーヒーが作りつづけられるように、明日(未来)へのタネマキという意味を込めました。また、このコーヒーにかかわるすべての人と人をつなぎ「また、明日ね」と未来へつづいていくことの願いも込めています。
このプロジェクトでは、温室効果ガス(GHG)排出量の削減を目指し、ブラジル・ミナスジェライス州の4つの農園と協力しながら、持続可能なコーヒー生産に取り組んでいます。世界最大のコーヒー生産者協同組合であるCOOXUPE及び肥料会社との提携を通じて、各農園における温室効果ガス排出量のデータを収集し、農地での排出削減に向けた活動を進めています。不確実な将来に備え、持続可能な生産環境を守りつつ、彼らのコーヒーを大切に扱い、ずっと買い続けることができるように肥料会社やパートナーとともに、農園との丁寧なコミュニケーションを重ねながら、着実に前進しています。
CarbonZero Project/SKN
コロンビアのコーヒー生産は、その大半を小規模な家族農家が担っており、全体の9割以上を占めています。このような分散型の生産体制は、コーヒー栽培における温室効果ガス(GHG)排出削減の取り組みを困難にしています。コーヒー生産はGHG排出が多いことは一般的にも知られており、地球規模での環境対策が喫緊の課題となっていますが、コロンビアの現状では、一軒一軒の農家に均一な脱炭素対策を導入することは容易ではありません。しかし、この複雑な状況だからこそ、農家と消費者の双方に持続的な利益をもたらすコーヒー生産モデルを構築することが不可欠であると認識されています。この課題への対応が、CarbonZero Project立ち上げの背景にあります。
当社はコロンビアの特殊な農園状況に対応すべく、3年間の議論を経て「CarbonZero Project」を立ち上げました。プロジェクトを通して、GHG排出量の少ない化学肥料を用いたコーヒー栽培を推進し、環境負荷の低減を目指します。その基盤は、地域固有の技術指導と精密なデータ収集にあります。各農家が自らのGHG排出量を正確に理解できるよう、一次データの収集と分析に注力しています。これは、小規模農家が多数を占めるコロンビアにおいて、効果的な対策を導く上で極めて重要な価値を持っています。このプロジェクトが成功すると、3年後には対象農家を拡大し、農家にとってはコーヒー栽培が安定した収入源となり、次世代にも受け継ぎたい仕事となることが期待されます。また、消費者にとっては環境に優しく美味しいコーヒーが安定供給されるサイクルが実現可能となります。
ASHITANE Project/COOXUPE
ブラジルのコーヒー生産は、最近の気候変動による霜害や渇水、高温などの影響で、2020年の生産量を超えることが難しくなっており、それが現在の価格高騰の一因となっています。当社のパートナー農園では、気候変動への対応策として灌漑設備の導入やカネフォラ種の植栽、再生農業への取り組みを進めています。一方で、化学肥料を削減することは、農家にとって収入の減少をもたらす可能性があるため、疑念や不安が生じていることも事実です。「ASHITANE」という名称には、【明日】と【種(生豆)】 これからもコーヒーが作りつづけられるように、明日(未来)へのタネマキという意味を込めました。また、このコーヒーにかかわるすべての人と人をつなぎ「また、明日ね」と未来へつづいていくことの願いも込めています。
このプロジェクトでは、温室効果ガス(GHG)排出量の削減を目指し、ブラジル・ミナスジェライス州の4つの農園と協力しながら、持続可能なコーヒー生産に取り組んでいます。世界最大のコーヒー生産者協同組合であるCOOXUPE及び肥料会社との提携を通じて、各農園における温室効果ガス排出量のデータを収集し、農地での排出削減に向けた活動を進めています。不確実な将来に備え、持続可能な生産環境を守りつつ、彼らのコーヒーを大切に扱い、ずっと買い続けることができるように肥料会社やパートナーとともに、農園との丁寧なコミュニケーションを重ねながら、着実に前進しています。